日本のSimutransにおいて節目となるときが来たようですね。
すでに公式サイドから宣言されましたが、ここ数年で急速にシェアを伸ばしてきたOTRP版が開発終了となる時が来ました。
2年くらい前から開発者であるhimeshi氏が就職するのを機会に開発を終了となることはほのめかされていましたが、後継者もなく、そのほかにもSimutrans本家の開発状況などの事情も絡み、開発終了という判断に至ったように思えます。
この記事はOTRP開発終了に寄せていくつかの観点から自分なりにOTRPの感想なんかをずらずらと述べていきたいと思います。
第1回目となる今回は「自分にとってOTRPとは何だったのか」というところを語っていきたいと思います。
OTRPとは何なのかと自分に問われれば「夢を実現したもの」と答えると思います。
あったらいいなと思うSimutransの機能 - ペルリ的な何かなブログ
過去にこんな記事を書いてますが、列車の連結を実現したのもまたOTRPでした。
現在、Extendedでも列車の連結を実装するなんて話があったりもしますが、先に実装された形となりました。
おそらく10年近く列車を連結する機能というものが望まれてきてたと思うので永遠のテーマでした。それが現代に実装されたわけですからやっぱり夢を実現したものといえるでしょう。
なおそれに付随する形で(列車の連結という仕様上どうしても運行間隔を揃える必要があるので)ダイヤ機能が実装され、ダイヤを組みやすい機能や正確に動作させる機能なんて言うものも追加されていきました。
もともとは2車線道路を有効に活用する、道路交通をSimutransにおける輸送の主役にするという目的のもとで開発されたものでした。
それから様々な機能を実装し、本家にマージされたもの、されなかったものさまざまありましたが、4年ほどかけてこれだけの大きなものになったようです。
そのほか厳密にはOTRPではありませんが現在進行形でスクリプトが実装されたりなんかもして大きく変わっていった4年間となりました。
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