はやいもので今年もあと少しとなりまして、アドベントカレンダーの受付も始まりましたね。
例年11月も末になるとそこそこ埋まってきてた印象がありますが、今年は埋まりが遅いような気がするのでここでも宣伝しておきます。
まぁ、例年の流れからもう1枠とってしょうもない記事でも書き散らして空いた穴を埋めるのもいいのですが、いろんな人がいろんな記事を投稿してこそのアドベントカレンダーだと思うので。
だいたい例年12月はアドカレの記事と気が向いたら書く記事と2つ書いてるのでそれをアドカレに転用すればいいだけのことなのですが、今年は少し何を書こうかななんて状態なもので急に枠が空いたから…なんてことになるとネタに困りそうですね。
さて、今月の記事はタイトルでわかるかと思いますが、マップ外接続として疑似的に役場を設置したときに関する記事です。
昔はたまにこういう役場だけの都市を疑似的な旅客発生源としてマップ端に配置してマップ外との旅客流動を表現するなんてことをやってた人がいました。
今回はこれに関して少し検証してみました。
まず、「効果はあるのか」という点ですが、今年長々と続けてきた検証で、役場から発生する旅客は市内建築から発生する旅客と同じ性質である(=産業や特殊建築にも旅客が発生する)ことが判明しています。
pm1965.hatenadiary.jpということでマップ外からの旅客流動を表現する手法としてそれなりに適した手法ではないかと思います。
マップ外から来た客がマップ内に存在する観光地なんかに向けても旅客が発生するという点でもその効果が得られるので。
また、比較的旅客発生の高い役場を使うことで高い旅客度が期待できます。
なお、同一市内の市内建築が存在しないことから役場から発生した旅客はすべて別の都市へと向かうことになるのもメリットの一つだと思います。
しかしながら、欠点もいくつかあります。
・マップの両端にマップ外都市を設置してもlocality_factorの影響を受けるのでマップ外~[マップ内の幹線]~マップ外みたいな輸送を考えた時にもlocality_factorの影響を受けるのでマップ外都市からマップ内を通過してさらに外に出るような輸送需要が期待できない場合がります。特にlocality_factorの値がマップサイズに対して小さい場合などです。
・旅客度が役場の旅客度のみに依存するため役場が大きくならないとマップ外からの需要も変化しない。
そのまんまですが、マップ内が発展してもマップ外都市も発展させないと役場が大きくならない。場合によっては旅客度が大きな役場のpakファイルがないpaksetなどではその効果が失われることになります。
だいたいこんな感じでしょうか。
ちなみに役場の旅客度はその役場のpakファイルで定義されている値とpassenger_factorの値のみで決まり、浮浪者や無職者の数とは無縁であることがわかっています。
この二つの画像を見比べれば都市の人口や浮浪者、無職者が役場の旅客度に影響がないことが一目瞭然です。
この理論でいくならば、あまり使われない気候(砂漠あたり?)でしか建設されない役場を作って疑似隣町の役場としてどんどん人口増加に伴って役場を拡張していく…なんてこともできると思います。役場移転には十分な注意が必要ですが。
今月はそんな記事でした。
アドカレの記事も書かないとなぁ