まだこれ続くの?って感じかもしれませんがまだ続きます。
調べれば調べるほど旅客の発生というものがいろいろ謎な挙動なのでいろいろ試行錯誤してるので記事ばかりが増えていきますね。
前回までのあらすじは先の記事のリンクを貼りますのでそちらを参照してください。
概ね今回が最終回ってところですが、今回は細長いマップを10000マスまで生成して10000マスのときの旅客発生を見てみました。
10000マス以上の細長いマップに50マス間隔で駅と都市を設置してという、おなじみのやり方です。
都市の数は201都市、端の都市だけ市内相互の移動を見るために同一都市となっているのも同じ手法です。
その結果がコレになります。
で、このグラフを見るとわかると思うんですが、異常値が出ています。
一部の都市に対して旅客が発生してなかったり明らかに多く発生しています。
この原因なのですが、検証に使ってる都市の人口というか使った建物がとても高レベル(1棟で人口30万人)というところに起因するんじゃないかと思って、都市の人口を4万7千人まで減らしました。
その結果、異常値が出なくなりましたので、旅客度が極端に高い建物が存在した場合には偏った旅客発生が生じる場合があるということがわかりました。
その対策をした結果が以下のグラフです。
これだけ貼られても見えにくいので、範囲を絞って掲載していきます。
500マス圏内の場合は今までの検証に近い形となるので割愛します。
500マスを超える範囲においてはlocality_factorの値をマップ距離の50%程度まで設定すると距離に応じて旅客発生の数をある程度絞れると思います。
ただし、マップ端からの検証なので中央付近の都市からは山なりの形状になると思います。
ちなみに平均値は0.5%程度を基準と考えるとわかりやすいかと思います。
この連載も次でおそらく最終回となりますが、次回はまた平面上で観察してこの連載のまとめをやって終わりにしたいと思います。