ペルリ的な何かなブログ

Simutransとかいろいろ自由気ままに書き散らす

勝手に無許可で解説シリーズ熊谷半島 その3~新快速と準新快速、そして快速の役割編~

Twitterからのアクセス的には人気があっても恒常的な人気が見込めないこのシリーズですが、個人的には気に入ってるので1年半ぶりくらいにやっていきたいと思います。

 

こんな記事を読む人は熊谷半島というものを知っていること前提で話していきますが、熊谷半島における主要路線は次のようになっています。

f:id:pm1965:20210109020941p:plain

画像は過去のブログで使ったものを概ね使いまわしています。

マップ内最大の都市である熊谷を中心に半島方面および本土を縦断する東海岸線が通っています。

 

で、この路線網のうち、東海岸線と北湘線について考察していきたいと思います。

 

乱開発記19話(2138年)の時点での東海岸線および北湘線の列車の運行系統および各駅の降車人員数は次の表のとおりとなっていました。

f:id:pm1965:20210109021350p:plain

案外東海岸+北湘線の快速列車の通過駅が少なかったり、東海岸線準新快速が隔駅停車状態だったりと面白い構成となっています。

また北湘線の新快速・準新快速に関しては、支線直通の種別が設定されていますが、割愛させていただいております。

という事で、各路線種別の役割というところを考えていきたいと思います。

まず、東海岸線系統ですが、新快速はがっつり通過していますね。表には記載していませんが、東海岸線新快速は宇野以遠の各駅停車としての機能も有しており、宇野以遠の各駅と熊谷や安曇野といった主要駅を直結させる種別とも考えられます。

準新快速は思ったより隔駅停車でしたね。これは北湘線と直通する快速が末端各停の役割を担っていることや富田林~宇野各駅の利用者数がそれほど多くないこと、各駅停車の輸送力にある程度余裕があることから上位、下位種別それぞれの補完系統としての役割の傾向が強いという事ではないでしょうか。

また2.5ノ宮、天空春日野、釧路と利用者の少ない駅が続くという特徴もあり、北湘線と比べて東海岸線は熊谷~宇野の都市間路線としての性質が強いと考えられます。

 

一方で北湘線の新快速・準新快速・快速は末端各停の形となっており、近郊路線という性質が強いです。

そして、北湘線新快速は北湘新幹線直通特急と停車駅が近いという性質もあります。

笠岡から町田間はさすがに新快速のほうが停車駅が多いあたりは遠近分離を行っていると考えられます。

新快速と準新快速を比べても末端各停区間である笠岡~湘北を除くと山梨に止まるか止まらないかの違いしかないあたり、徹底的な遠近分離を行っていると考えられます。

なお、北湘線の長距離系統が熊谷駅始発なのは乗降数が桁違いに多い熊谷駅で始発待機をさせることによって多くの客を吸い取らせることを考えた結果と思われます。

 

東海岸線と北湘線を直通する普通・快速列車はともに熊谷近郊の系統という性質が強いようで、近距離輸送がメインな感じですね。

ただし、どちらも熊谷駅を通過する需要を担っている感じがあり、特に快速は熊谷駅周辺での停車駅が多く、利用者の少ない北熊谷や桜並木町なんかにも停車しているのが特徴的です。

 

このように同じ人が開発したマップ内でも性質の異なる路線でそれぞれ利用実態に沿った停車駅設定を行っているのがなんとなくわかる感じがありますね。

2021年最初の記事はそんな記事でした。