動画のほうは最後となりました。琥珀地方ですが、解説というか補足というかそんな感じの記事を起こしていこうと思います。
なお、マップ紹介wikiに投稿することやマップのデータ公開なんかも検討中です。
また#07で登場した単線1線スルーな特急街道は別途解説記事にしたいと考えています。
琥珀地方はとにもかくにも”列車を眺めて楽しむマップ”に特化すべくOTRPの列車運行関係の機能をふんだんに使ってみたという感じで開発しました。
ちなみに琥珀地方の動画は駅名と列車種別以外の情報を一切出さず”本線”や”支線”という表現をしたり”普通列車””特急列車”などの表現をしてみました。逆にわかりにくかったかもしれませんね。
本来はすべての路線に路線名が設定されており、快速、特急、新幹線の各列車はすべて愛称が設定されています。
そんなこんなで動画の補足や解説に移っていきたいと思います。
まずは#06から
#06は新幹線の増発回です。前回のLOVE特急こまちから各停種別が倍に増発されました。そのため退避パターンも変更となっています。
まぁ、まずは皆さん気になるであろうダイヤから行ってみたいと思います。
前回、増発前のダイヤを出します。
増発前のダイヤは通称”1号ダイヤ”と名付けられています。前回の記事でも説明しましたが、赤線の中間種別は新在直通新幹線を翡翠~雛罌粟間で併結するため、単線区間を走る新在直通新幹線の列車のダイヤが決まり、それ以外の列車が決まっていく感じでした。
90tick=90分サイクルダイヤということでだいたい両端の駅を30分間隔くらいで発車するように設定し、分割併合を行う雛罌粟駅で新在直通編成の発着時刻に合うように微調整をかけました。
ちなみに新幹線は各駅で停車時間を5分以上取るようにしています。
リアル新幹線でも停車時間が長めにとってあったりするのもあるのですが、停車時間が短く、加減速性能が高くなりがちなSimutransの世界ではこうしないと新幹線列車が逃げ切ってしまいます。
そういう事情もあり、停車時間が長めに取られています。
さて、新幹線増発の件ですが、本数は少ないものの完成されたダイヤだったのでどのようにして増発するか、いくつかの案を検討しました。
①各停種別を増発する
現在90分間隔で運行されている各停種別を45分間隔に増発する。
メリット:混雑していた各停種別を純粋に増発できる。運転時間の計測なしに増発できる。
デメリット:1つのスケジュールで2つの退避パターンを実現しなければならない。
最終的にこの案を採用しました。
②準速達よりも停車駅の多い準速達βを新設し、各停をどこかで系統分断する
メリット:支線との分岐駅や本線普通列車の系統分断駅に止めることによって各駅からのルートコスト改善。乗車率の低めな中間種別に旅客を誘導できる。
デメリット:運転時間の計測しなおしが必須。ついでに車両更新をする場合はメリットになる。
③各停種別を新規にスケジュール設定して増発する
メリット:①に比べてそれぞれのスケジュールで各駅の発車時刻が設定でき、退避パターンを別個で設定でき、ダイヤに無駄がなくなる。
デメリット:別スケジュールで運行するので別にターミナル駅のホームを占有することになる。特に頭端式となる代赭駅ではホームを占有することに加えてうまくホームを振り分けないと交差支障などが発生する。
結局①を採用しました。
で、毎度おなじみOuDiaでダイヤを制定したのがこちらになります。
中間優等だけは一切変更せず、最速達や各停を調整することになりました。
結構ギリギリで退避したり通過したらすぐ発車なんてことになっています。
そのおかげで退避の少なかった新幹線も退避することが増えてくれました。
増発分ですが、動画の通り、200系2000番台を投入しました。ついでにE1系を若干減らして200系を追加投入しています。
本来は運行時間の計測しなおしとなるのですが、わずかに最高速度が高いことをうまく使ってほぼE1系と同じ運転時間となって共通運用となりました。
これらはビュフェ車を組み込んでいたようなのでどちらかというと速達系の種別向けなのですが、各停種別の運用となっています。
このまま#07の解説をと思いましたが、長くなったのでいったんここで切ります。