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Simutransの旅客の乗り換えについて その1

たびたびいろんなところでSimutransの乗り換えについての疑問がみられるようなので、一度ここで触れてみたいと思います。

 

まずは旅客が発生するところまでを解説していきたいと思います。

旅客が発生すると出発地から最寄りの駅(※ここでいう駅はバス停や港などを総称することとします)から目的地まで、どの駅で乗り換えて向かうか決まります。

例えば京都駅から西明石駅まで向かうときに新幹線を使うか、在来線を使うか、高速バスに乗るかなどは出発時にある一定のルールに基づいて決まります。

そのルールはいたってシンプルです。

↓のリンク先に解説があります(いつもの丸投げ)

www58.atwiki.jp

要約すると途中停車駅があると1を加え、乗り換えるなら9を加えて目的地までのルートでもっともその数字(以降ルートコストと呼びます)が少ない経路でいける乗り換え駅で乗り換えて向かうということです(数が同じになるときは乗り換えが少ないルートになります)。

 

 

それを踏まえてこの図をご覧ください。

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これはJR京都線神戸線をイメージした路線の各種別の停車駅です。(※●が停車駅で無印の駅は通過します)

この路線図のとおりにSimutransで列車を運行していた場合に、どのように乗り換えていくかを説明していきます。(※あくまでもどの駅で乗り換えるかというだけの説明です)

例1)芦屋から京都まで行く場合

これは最もシンプルです。新快速で芦屋から京都まで5駅、快速で13駅、普通で22駅となります。さっきのルールに則ると新快速に乗り続けた場合が最もルートコストが少なくなるので芦屋から乗り換えなしで京都まで向かいます。

例2)高槻から兵庫まで行く場合

この場合で新快速に乗ると神戸で快速か普通に乗り換えです。その時のルートコストは6+9+1=16となります。対して快速に乗り続けるとルートコストは11で、普通に乗り続けた場合には24となります。よってルートコストが最小になるのは神戸で乗り換えるのではなく高槻から乗り換えなしで兵庫に向かうことになります。

例3)朝霧から摂津富田の場合

この場合、舞子から茨城まで快速に乗って、朝霧~舞子と茨城~摂津富田は普通を使うルートを常人なら思い浮かべるでしょう。この場合のルートコストは1+9+13+9+1=33で普通に乗った場合には31で普通に乗ったほうが快速に乗り換えるよりもルートコストは少なくなりますが、明石まで戻って新快速で高槻まで乗って高槻から摂津富田に行くというルートもあります(※この世界の住人は良心的なのでちゃんと運賃を払います)。この場合のルートコストは1+9+7+9+1で27と最小になります。よって朝霧から摂津富田まで乗る場合には明石と高槻で乗り換えて向かうルートが選ばれます。

 

このようにSimutransの旅客の流動が決まっていきます。

じゃあ実際にどの種別に乗るのかって?

それは次回にでも説明します

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