たまに見かけるSimutransの役場移転についていろいろ検証してみたので、記事にしました。
潜在的にわかってる人は、役場が移転する原理というのをなんとなく理解してると思いますが、検証してみました。
Simutransの役場が移転するのはそもそも役場のサイズが変わるpaksetを使用している場合であって、そうでなければ移転は発生しません。
128japanや64は役場のサイズが変わるので役場が移転する可能性があります。
64の場合、1×1が2×2になりますし、128japanの場合1×1から2×3になります。
その場合に役場周辺に市内建築以外の建物があった場合に役場が拡張できずに役場が建てられるスペースがある場所に移転するというのが原理です。
そのため、次のような検証をしました。
128jpにアドオンを追加してない状態で町を作り、人口増加ツールで役場が建て替わる20000人まで人口を増やして役場がどうなるかというのを見てみます。
その結果、役場は移転しました。何度やっても同じ結果(or役場の建替え無し)でした。
続いて、2×3のスペースを作ってそこに役場を建てて同じことをやりました。
その結果、役場は2×3のスペースに収まるように建て替わりました。
何度やっても同じ結果(orやっぱりなぜか建て替わらない)でした。
ということで、役場の建替え移転は避けようと思えば避けられるわけです。
ただし、以下のことに注意が必要です。
・建て替わる役場の仕様を把握すること(マス数や向き、Germanにおいては気候や年代設定もかかわってきます)
・建替え用地は市内建築以外の建物が建っていないこと(モニュメントやランドマーク等もダメです)
・道路が自動で伸びて建替え用地に入ってくることもあるので市内建築で埋めておいたほうがいいです。