ペルリ的な何かなブログ

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【Simutrans】産業の需要と供給の計算、そしてその挙動

今月の記事はそんな記事を書こうと思います。

 

某Discord鯖でちょろっとそんな話題になったのでついでに知らない部分の検証も含めて記事に起こしたいと思います。

 

Simutransで産業チェーンを繋ぐ際、需要先と供給先は調べると思います。

例えば油田から原油を製油所に運んでガソリンを作り、ガソリンスタンドへガソリンを輸送するなどですね。

それぞれの産業チェーンが需要と供給の関係で接続されていることもわかっている人が多いと思います。

それがわかってない人は日本語化wikiの↓の記事は把握しておいてください。

japanese.simutrans.com

この産業チェーンで消費生産される貨物は必要な貨物を消費して生産されると思いますが、基本的に一定の比率で消費・生産されるわけです。

製油所の画面です

これはpak128の製油所のウインドウですが、上から最高生産(月間)1,194の能力があり、原油を150%消費したら80%のガソリン、100%のプラスチック、25%の化学薬品が製造されるということが書かれています。

産業は旅客、郵便、電力でそれぞれ増産させることができますが、一旦それはあとにしておきます。

この状態では月間に1791m3の原油を消費しそれぞれガソリン955m3、プラスチック1194t、化学薬品299m3の生産能力があります。

単純にそれぞれの比率を最高生産の値に掛けたものがそれぞれの生産・消費量となります。

次にこの製油所からガソリンの供給先を確認します。

ガソリンスタンドのウインドウ

最高生産282、ガソリンの消費率は100%なのでこの状態では月間に282m3のガソリンを消費するだけです。

そして製油所では955m3の生産能力があるのでフル稼働させても過剰生産となります。

逆に原油は供給元が複数あるので供給には不自由しないでしょう。

このガソリンスタンドをフルで稼働させた場合に必要な月間の原油量は282(ガソリンの需要)×150%(原油の消費量)×80%(ガソリンの生産量)≒338m3となります。

というわけで生産するがまま原油を運ぶと原油やガソリンが余って過剰投資となるわけです。

もちろん複数のガソリンスタンドが存在する場合にはその合計値が需要となります。

 

 

このようにして産業に関わる需要と供給量は計算できるわけです。

 

さて、ここからオマケに近い部分となりますが、産業は旅客や郵便、電力供給で増産することができます。

それぞれの増産能力は産業の詳細から確認できます。

ここからは簡略化のために石炭発電産業で話していきます。

 

pak128の石炭発電所の例

pak128の石炭発電は石炭を50%消費して電力を生み出します。また、旅客輸送で80%、郵便輸送で50%の増産が可能となります。電力を供給しても増産能力はありません。

なんとなくしかこのへんの挙動を理解してなかったので検証してみました。

その結果、以下のことがわかりました。

①旅客や郵便は十分な人口の都市でないと増産能力が発揮されない。

②旅客、郵便、電力による増産は掛け算ではなく足し算の関係にある。

この発電所を使います。

最高生産4960の石炭発電所です。これに十分な量の石炭を供給してその挙動を見ていきます。

その結果、以下の表のようになりました。

石炭発電所の増産

ということで増産量はそれぞれの足し算になることがわかりました。

ちなみに増産した場合には最高生産の値が増えます。

また①に関してですが、最初小さい都市を建設し旅客や郵便輸送を行ったのですが、十分な増産にはいたなかったことからそういう結論に至りました。

 

今月はそんな記事でした。

Discordでいろんな人を見てると新しい検証の視点が生まれますね。