先月の記事の続きかと思いきや夏企画という建前でちょっと思うところがあり、このネタは短期連載という事で月一よりも圧倒的に高密度の更新でやっていきたいと思います。
チュートリアルとかインストール方法とかはいろんな人が手掛けているので誰も触れてなさそうなところから突っ込んでいきたいと思います。
という事で、今日はSimutransをインストールする前のことを話していきたいと思います。
まず、先に言っていきますが、Simutransのいいところばかりを宣伝文句にして勧誘してきますが、個人的にはこのご時世にこんな古いゲームをやることそのものを勧めません。
正直言って普通にメジャーな商業ゲームを素直に遊んだほうが手っ取り早いです。
特に調べものができない人やなんでも人に聞くことしかできない人は向かないです。
また、自分で試行錯誤ができない人も向いてないです。やらないほうがいいです。
理由としては「古い」からです。
ガッツリハマりこんでいる人が何を言うかと思いますが、とにかくこのゲームは古いです。
どのくらい古いかというと1999年にリリースされています。20世紀です。
ちなみにこの時代がどれだけ古いかというと当時最新鋭のゲームハードはドリームキャスト、まだPS2(2000年)もゲームキューブ(2001年)もありませんでした。
いくらアップデートを繰り返しているとはいえ、2020年現在であってもレトロゲームの世界ですね。
ちなみに日本語に本格対応したのは2005年のことです。
ちょうどニンテンドーDSが発売されたころ、ようやく日本語に対応しました。
そんなレトロゲームが最新のゲームと一緒になって遊ばれることそのものが土俵違いとも言えます。
どれだけアップデートされていてもレトロゲームをアップデートしたものだという事は忘れてはいけません。
そして有志が作っているフリーゲームという点も特殊と言えます。
無料のゲームとは言っても企業が営利目的で作っているゲームではなく、有志が趣味で作っているゲームです。
この2点はこのゲームの根幹となっている部分です。
無料だから…低スペックでも動くから…という人は少なくありませんが、負の側面を語る人は少ないです。
タダより高いものはないという言葉の通り、とにかく時間泥棒です。
遊んでハマりこんで時間の経過を忘れるからという点で語る人もいますが、「遊べるようになるまでに時間がかかります」
特にこの手のゲームを触ったことがない人にとっては操作方法がわからないところから始まります。
また、基本的に自分で環境を整える必要があるため、ある程度のPC知識が求められます。
そういう点でもハードルは高いです。
いかに有志が解説をしても結局そこは変わりません。