先日アップデートされたOTRP版ver25ですが、新機能に所要時間の実績を表示する機能が実装されました。
これによりダイヤがより組みやすくなったので早速やってみました。
今回は国鉄の急行列車が走る亜幹線のイメージで路線を作成。特急列車や貨物列車の設定はなしという前提で作成しました。
列車の動きは動画にしたほうがわかりやすいと思ったので動画をサクッと編集してニコ動に投稿する準備をしている間にこの記事を編集しています。(投稿は6月の記事として出したいので寝かせておく予定ですが)
動画中に細かいダイヤ生成方法はブログでと言ったので宣言の通り、ダイヤ生成方法を紹介していきます。
以前からダイヤ機能に関しては実装されていましたが、その作成補助として各駅間の所要時間が表示できるようになりました。
このJourney Timeを選ぶと次のような画面が出てきます。
表示した直後はそれぞれの時間が表示されませんが、列車を運行して早送りしていけばすべての枠が埋まります。
これが各駅間の所要時間となります。
で、今回作成したダイヤですが、普通列車と急行列車が1:1の比率で運行、原則急行列車は普通列車の交換待ちをせず、普通列車が急行列車を待つという条件で設定することとしました。
まず、急行列車と普通列車の駅間の所要時間を計測します。
それぞれ1編成だけ流して、それを3往復運行すれば所要時間が出てきます。
複数編成流すと、対向列車待ちが発生するので最低の所要時間が出てこなくなりますのでそこは注意してください。
これをOudiaに入力していきます。
ここから3時間ヘッドダイヤくらいがちょうどよさそうな感じですね。
という事で優先されるべき急行列車からダイヤをひいていきます。
それほどしっかりと最適化してないので多少交換待ちが多めなダイヤとなっています。
また下りの納戸駅と上りの卯の花駅ではそれぞれ通過駅での運転停車時間を短くするために少々停車時間を長くとって時間調整をすることにしました。
時間調整を多めにとることで列車が多少遅れてもある程度は自動で回復させることも狙いの一つです。
動画でも触れましたが、下り方向も上り方向も鳩羽駅までは優先となり、その先は終点まで対向列車を待つダイヤとなっています。
この思想が基本的に普通列車にも適用されています。
さらにこのダイヤに普通列車のダイヤをねじ込みます。
基本的に急行退避駅はあとで付け足せばいいという考えで作っています。
本気でやれば限られた駅で退避させたりすることもできそうですが、今回は作成の簡略化のためにやっていません。
基本的には列車が交換する駅になったら交換するというダイヤで組んでいます。
一部駅で交換時間が短めな駅があるのでちょっとダイヤ遅れが発生したら大幅に乱れそうな感じがありそうですが、今回はこれで妥協しています。
路線設計としてはすべての駅で交換可能とし、複線区間は一切なしという条件となっています。その他3線駅は適宜追加削除すればいいかといった感じです。
そしてソレをSimutransの運行スケジュールに反映させていく感じです。
なんとなくわかったでしょうか?
とにかく
①路線をひく
②時間を計測する
③急行列車からダイヤをひく
④いい感じに普通列車をねじ込む
⑤運行スケジュール設定する
まぁこんな感じでしょうか。