ペルリ的な何かなブログ

Simutransとかいろいろ自由気ままに書き散らす

Simutransの各乗り物の特徴について考えてみる

昨年は放置気味だった弊ブログも今年は月に1度程度の投稿を目標にと思い、今後の展開を視野に入れつつこんな感じの記事を書いてみたいと思います。

 

Simutransの特徴の一つに「多彩な交通機関が存在する」というのがあると思います。

鉄道自動車をはじめとして、船、飛行機もさることながら、モノレールやリニアモーターカー路面電車軽便鉄道まで存在する輸送シムもなかなかないでしょう。

(ただし、一部の輸送機関はほとんど使用されていないと言える程度ですが…)

軽便鉄道と普通の鉄道はどのような違いがあるのかと思う人もいるかもしれませんが、基礎運賃が違うほか、維持費や運行費の違いなんかもあり、使い分けることが可能です。

もっとも、これらを全部使いこなしているpakのほうが少ないくらいで、リニアモーターカーや軽便あたりはアドオンを追加しないと軌道すら実装されていないものもあります。

また、それぞれのコストもアドオンによって決まるところがあるので、経営シム的な観点からすると必ずしも整合性やバランスの取れたコスト設定になっているとは限りませんが。

 

さて、各輸送機関ですが、主に軌道系、道路、船舶、航空の4つに分類できると思います。

道路は自動車、船舶・航空はそのまま、鉄道・路面電車・モノレール・リニア・軽便が軌道系となります。

 

まずは軌道系から。

かつては編成での連結車両の上限がそれぞれ異なるところもありましたが、現行のSimutrnsではそれもなくなったことから、輸送機関としての特性の差異も随分と少なくなりました。

特徴としては、短編成の小規模輸送から長大編成の大量輸送まで満遍なくこなし、高速大量輸送の基幹となる輸送機関だと思います。

メリットとしては輸送量が大きいこと、速度も高めだと思います。

デメリットは長大編成を大量に停車させる場合に駅用地を大きく取ってしまうところや、線路用地が必要なため、市街地などでは市内建築等を撤去しなければ線路が敷設できない点でしょうか。

また、信号を設置しないと運行できる編成数の制約が大きく、設置にコツがあったり、各信号機の仕様をある程度理解する必要があるなど、使いこなすにはある程度の知識と経験が必要です。

Simutransならではの視点で考えると現実の鉄道よりもメリットが活かせる輸送機関ではないでしょうか。

なお、路面電車のみ道路上に線路を敷設できるという特徴があり、普通鉄道と線路を繋げて相互に乗り入れることができ、バス停上でも普通の駅と同様の処理ができます。

 

続いて自動車です。

鉄道と違い、信号を設置しなくても大量の車両を走らせることができます。

また、小回りが非常によくきくので狭い市街地などでも活躍できると思います。

道路なので基本的に1マスで車両が往復できるのも魅力的です。

道路があればどこでも走れるので建設の手間が省けるのも特徴かもしれません。

デメリットとしては輸送単位が小さく、編成数が嵩みやすいところ、市街地では速度制限が低めなところでしょうか。

特に大量輸送が求められるSimutransにおいて、輸送単位が小さいのは致命的ですし、市街地の拡大によって道路が勝手に市道化されて速度制限がいつの間にか厳しくなっているなんてよくある話だと思います。

また、編成数が増えるとデッドロックのリスクが高まったり、車両の経路演算が増えてSimutransそのものの動作を重たくする可能性があり、難しいところです。

 

3つめは船です。

おそらくSimutransで最強の輸送機関です。

通常の船舶は輸送量は大きいが速度が出せないというのが特徴だと思いますが、Simutransのアドオンは可能性が無限大です。dat次第では最高速度65535km/hで海の上を走り回ることができます。また、船は無限に重ねることができるので、どれだけ増発してもデッドロックの心配もいりません。水域では港を作るだけで済みます。

デメリットは運河の建設コストが高めなのと、普通は速度が低めなところ、道路以上に経路演算処理が大きい(?)ところでしょうか。

ホバークラフトや高速艇もあるので水域の広いマップでは使い方次第では活躍できる場が多いと思います。

 

最後は飛行機です。

これも現実とは違うところが多々あります。

現実では地上に長い滑走路を建設する必要がありますが、Simutransの仕様上、3マスで飛行機は発着できるので、空港の発着効率は非常に高くできます。

そのため、空港はとてもコンパクトに作ることができます。

また、滑走路周辺に高層建築があってもお構いなしに飛ばすことができますし、もちろん騒音を気にする必要もありません。

デメリットは輸送量が数百人程度とやや少なめなところ、ルートコスト的な意味でバランスブレーカーになりやすいところでしょうか。

輸送量に見合った数の客を飛行機へ呼び込むのが難しいです。

 

長々と語ってきましたが、こんなところでしょうか。