今年もやってきたAdvent Calendarの記事としてここ4~5年くらいで起きているSimutransコミュニティの急拡大について考えてみたいと思います。
昨年の記事よりもさらに長々と文字ばかり並んでいて読むのが大変だと思います。
まとめると、コミュニティは自由で賑やかで交流が盛んな状態であれば拡大し続けるものなのだと思います。
Simutrans歴の長い人だとおそらくこの5~6年くらいで一気にコミュニティが広がったと感じる人も多いと思います。今年はそんな話に触れてみたいと思います。
ちょうど自分がTwitterでSimutransについてしゃべり始めたのが5年くらい前の話です。
5年前の当時から絡んでいた人と深夜に悪ふざけから始まりSSの投げ合いなんかもやったりしてました。
前提の話として自分がSimutransのコミュニティに入る前から潜在的にSimutransをやっていた人がいたというところもあったりします。
そんな人がTwitterを始めてSimutransについてtweetをしたのをかき集めて人と人を繋いでいたのが実験室の管理人でありBOSSことYagami氏でした。
誰かがSimutransをやりたいとひとこと言えばYgami氏がRTしてさらにそのフォロワーがRTすることで良くも悪くもSimutransを始める人の囲い込みが生じました。
また、遊べるようになるまでに手間のかかるSimutransのサポート環境が整っていくことになります。
並行してNetSimutransの活発化があります。これも人と人が出会い、Twitterと同じように大喜利のようなバカ騒ぎからSSの代わりになるような景観的開発、という形で花を添えました。
学会でも話になりましたが、Simutransの遊び方を説明する環境がここにもあります。
これらが始まる前は2ちゃんねるの「Simutransを語るスレ」か日本語フォーラムあたりが大きなコミュニティとして存在していましたが、日本語フォーラムはSimutransの専用のコミュニティなのでどちらかというと淡々とSimutransについて話す場所ですし、2ちゃんねるは基本的に全員が名無しさんなので良くも悪くもどれが誰かわからない状態ということで具体的に個人単位で把握できません。
それがTwitterというSNSの登場でSimutransについて発信しつつコミュニティを形成し、Simutrans以外の話題でも盛り上がれるという時代に突入しました。
そんな中、Simutransのオフ会というものが開かれるようになり、リアルでも会う機会が生まれました。
これにより、面と面向かってSimutransトークで盛り上がり、コミュニティとしての世界がまた一段階広がりました。
活発化し盛り上がりを見せることでコミュニティへ流入する人も増えることとなりました。
そうして多くの人が入ってくるようになり生まれたのがSimutrans系指定団体こと互助体の九龍会とただの飲みサーであるABNAです。このほかにもNSを源流とする集団なんかも生まれてコミュニティも一枚岩というわけではありません。
そしてその小さな集団の間でも相互に交流があり複数の団体に所属する人も少なくないでしょう。
そうしていろんな人が入ってきては消えていきを繰り返していますが、良くも悪くも人が増え続けています。
このCommunity Big Bangの始まりはTwitterとNetSimutrans、オフ会の3つがきっかけとなり、自由で賑やかで盛んな交流がエネルギー源となり今も続いているものだと思います。