ペルリ的な何かなブログ

Simutransとかいろいろ自由気ままに書き散らす

名無しの開発記#04.5について

続いて第4.5回ということで番外編のショートな動画を再び。

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高原地帯なところから本線の鉄道が通るところまでの動画です。

たまたまマップをぼんやりと眺めていたらなかなかよさそうな山の上に役場のみの町があったのでサクッと開発してみました。

田舎力を鍛える開発ということです。

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「こうや」なのか「たかの」なのか読み方は知りませんが、マップ最高峰の山の中腹にある高原地帯です。11月になればこのように一面の銀世界です。

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さらに山のふもとにある小さな湖です。近くの都市名から江南湖と名前が付いています。紅葉がいい感じ。

 

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湖から流れる川に沿って走るローカル線。身延線とかそんな感じのイメージ。

このあたりはまだ動画でもまともに紹介していない東部地域です。

宇佐のさらに東側に展開する地域で、そのうち本格的に紹介するつもりです。

この4.5回までのマップを実は公開しています。

DL先は以下のリンク先を参照してください。今後のネタバレも多少あるかも。

www.dropbox.com

名無しの開発記#04について

名無しの開発記の補足も4話まできました。

この回は登場したばかりの私鉄特集的な回です。

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各私鉄の概要を軽く説明して、その走行シーンです。

今考えると宇佐鉄道の特急が少し殺風景すぎたのでもう少し開発すべきだったなと思います。

ある程度の長距離輸送がメインな宇佐鉄道は見ての通り近鉄がモデルです。

自分が初めて乗った近鉄名古屋線な影響か、名古屋線の雰囲気が強いですが、徳沢温泉口~枕崎の大阪線な雰囲気もある程度感じられればと思います。

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宇佐鉄道の宇佐側のターミナル駅である枕崎駅。まだ奈○線も開業していない段階から線路容量とホーム容量が不足気味です。●伊特急を入れる余裕は果たしてあるのだろうか。

 

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宇佐・四ノ宮線のハイライトな碧山トンネルの東側の入り口。なぜかトンネルの東に西碧山駅があるのは自分のミスなのかあるいはなのか、今ではわからなくなってしまいました。

 

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この回唯一のコメントが更地だなぁと言われたのは関係なしに、撮影したあとにすっかり忘れてて周辺を開発した碧南地域。水門とかがあればもう少し雰囲気出せたかも。

四日市~津のあたりのイメージなのですが…

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四ノ宮駅を出てすぐのところにある検車区。

急行と特急はまとめて間隔調整をしているが、果たして効果があるのかは謎。

 

四ノ宮から横川へワープしてマルーンな電車が特徴な白馬急行の横川線と八幡線を乗り継ぎます。

 

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似ても似つかぬ横川駅。白馬急行線は全部同じ方法で運行間隔の調整をしています。

だいたい退避パターンはスムーズな感じ。

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毎度おなじみな苫小牧南口駅。横川本線と昔津線が激しく平面交差をします。

動画では急行が特急退避をしつつ昔津線の電車を先に通すというなかなか素晴らしいシーンが撮れました。実はこのために退避パターンを変更しています。

 

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こちらもおなじみ三複線区間。実際のところ、ダイヤモンドクロスとこれがやりたかっただけです。

 

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淡路な平面交差駅。交差相手はまだやっていない。

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コークスクリュー区間。どうやったらコークスクリューになるのか教えてほしい。

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特徴的な配置の五城河原町駅五城目河原町という意味。実は国鉄五城目駅と統合されている。

以下動画未登場なモブ支線たちの様子です。

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●塚線ポジションの鳳来線。微妙な出来なのでおそらく登場しない。

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山嵐線の分岐する葛駅。国鉄岩瀬駅のすぐ南に位置する。

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山嵐線の途中駅です。すでに一部駅名は遊んでいます。

 

最後は気まぐれに入れたエンドロール。基本的には元ネタを参考にしているだけです。

 

 

名無しの開発記#03について

昨日に引き続いて名無しの開発記の解説というか補足というかをこの時間に

今回は貨物回な第3回です

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前半はNSの参加報告を兼ねて最近のNS事情に触れつつ、本編はスタートした貨物輸送の様子です。

基本的に今回の開発は動画にして遊ぶのが一つの大きな目的なので、見栄えをある程度考えている開発です。そのため産業直結やらある程度の手植えをしながらとなっています。

自動車を作っているのは今後の産業展開を視野に入れているためだったり。

 

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↑広島の炭鉱の様子

広島の炭鉱はあちこちに立坑があって、各所から掘り出した石炭を貨物駅に運ぶためにトロッコのようなものが走り回っているイメージだったのですが、全くの別物になってしまいました。

本当はズリ山(ボタ山)とか炭鉱住宅とかそういうのもほしかったところなのですが…

軽便をちゃんと導入していればもっと別のものが出来上がったと思います。

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↑動画を投稿したあとに宇品の港も改装して地元釧路にある石炭埠頭をイメージしたものにしてみました。

露天掘り炭鉱を設置してそれらしく見せるとともに、将来の石炭需要に応えるべく生産能力を増強しています。

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過去の記事でも触れた西都にある製鉄所です。

よく木更津の製鉄所を上空から見たりしてたので、サクッとこんな感じで作りました。

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鷹ノ巣自動車工場です。この回のテーマとして工場をいかにデコレーションするかというところがありまして、工場の建物の表現の研究を兼ねています。

 

 

名無しの開発記#02.5について

そのまま第2.5回の紹介を

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今まで白馬sideに存在した何とも言えない私鉄を大改造して阪急電鉄的な私鉄を作りました。

3複線と西宮北口の平面交差をやりたいためだけにサクサクと線路を敷いてサクサクと沿線の開発をして時間をかけてダイヤ調整をしました。

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↑作りかけの西宮北口こと苫小牧南口駅。案外このマップは北海道的な地名が出てきます。

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↑完成した苫小牧南口駅。車庫がない以外はそれっぽくなってる?

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↑おなじみ3複線区間。並走が楽しめるほかタイミングが良ければ3列車同時発車も見れます。

Experimentalを使わずいわゆるスタンダードでもこれだけのことができるということで2.5回でした。

名無しの開発記#02について

動画は1年くらい前なのに今更記事に起こすわけです。

第2回目はあっさり2大都市である白馬と宇佐について触れました。

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↑1940年ころの白馬市内の様子

私鉄もまだ通ってなくてすっきりした中でアメリカンな高架鉄道の運行開始ですが、線路がなかなか残念な感じです。

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↑同宇佐の様子

宇佐はもっとあっさりしています。1956年を迎えた今もですが。

 

おなじみ走行シーンは白馬から宇佐まで向かう特別急行です。

2大都市間輸送は特別急行、沿線各都市の地域輸送は普通列車と役割分担しています。

 

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↑この頃の国府津駅。まだ白馬近郊の列車が国府津と岩瀬の間を往復していました。

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↑当時の松井田駅。今の四ノ宮駅を通過する特別急行列車。

この頃はまだこのあたりも何もありませんでしたが、少し後の時代に私鉄の乗り換え駅となり一気に発展してきます。

沿線も殺風景な白宇本線の走行シーンが楽しめます。

 

Simutransの坂について 後編

さて、前編ではダブルスロープ対応とタイルハイトについて説明しました。

ここから後編の自分が一番言いたかったことです。

Twitterをはじめとして、動画やwikiまで使われている「緩急坂」という表現です。

緩急というのは緩くて急という意味で今回のダブルスロープで実装された従来よりも緩い坂、急な坂に対してちょうどいい言葉でしょう。

おそらくタイルハイト(以下面倒なのでTHと記載)が8の時、16の時にも緩い坂、急な坂という意味で使うのも適切でしょう。

 

でもよくよく考えてください。

TH=8の時の緩い坂、急な坂とTH=16の時の緩い坂、急な坂は全く別のものを指します。

具体的にTH=8の時のダブルスロープ(相対的に急な坂)とTH=16の時のシングルスロープ(同緩い坂)は全く同じものを指すのにもかかわらず、それぞれの環境では全く別のものを指します。

また、wikiでよく書かれている緩急坂対応の…という一文、一見するとわかりやすいようでわかりにくいです(サムネを見ればわかりますが)。

特に緩急坂対応と書かれたアドオンページにTH=8のアドオンとTH=16のアドオンが並んでいること自体自分としてはどうなのと思いますし。

なによりTwitterなんかではTH=8のシングルスロープのことを指して緩急坂という表現をすること自体誤解を生む表現と思いますし、TH=8のときのダブルスロープを急坂というのもTH=8という環境前提の話となります。

今一度、緩急坂、急坂、緩坂。それぞれの使い方を考え直す必要があるのではないでしょうか?

特に情報を発信する人は誤解を生みやすい表現を行っていることを忘れていないでしょうか?

一度定着して広まった呼び方は簡単には変えられませんし、正すことを必要と感じない人にとってはどうでもいいことなのですが。

Simutransの坂について 前編

毎度のことながらTwitterで呟いて火がついてそのままここのネタにするといういつものやつです。

 

さて、今回はSimutransの坂の話です。

最近のシムトラはpakごとに緩い坂だったり急な坂だったりを作ることができるようになりましたね。

  • Simutrans 120.0.1 (2014/11/17)
    loading_timeの実装が行われ、貨物の積み下ろし時間が追加されました。
    中継点などの挙動が変更され、以前のバージョンのセーブデータの一部には誤動作を引き起こすものがあります。
    気候を土地ごとに個別に変更可能になりました。
    従来のスロープに加えて、急なスロープや緩いスロープが作られるようになりました。急なものか緩いものかはpakセットによります。

以上日本語化wikiより引用。

ということらしいです。

ここで覚えてほしい用語があります。

①タイルハイト

Simuconfの中でtile_height = XXと記されています。

これが基準になる坂の高さです。

バージョン120.0.1以降のpak128や128japan、Britainなどは8

同pak64や112.3以前の各paksetは16です。

具体的な対応状況は以下のリンク先を確認してください。

Pakセット - Simutrans日本語化・解説

 

②シングルスロープとダブルスロープ

バージョン120.0.1以降は坂が1段階上がる坂=シングルスロープに加えて2段上がる坂も作れるようになりました。(※それぞれに対応している地面や道などのpakファイルが必要です)

 

そして、これらに対応した120.0.1以降、高架橋は高さが16の位置、トンネルも高さ16になる坂に建設することになりました。

例えばタイルハイトが16のpakであればシングルスロープでトンネルを作れますし、そのままの高さで立体交差もできますが、タイルハイトが8の場合、ダブルスロープで作られた坂じゃないとトンネルは作れなくなりましたし、高架橋は16の高さに作られます。