ペルリ的な何かなブログ

Simutransとかいろいろ自由気ままに書き散らす

【Simutrans】Pak128の描画位置について

みなさんどうもです。

もはや月一更新気味な当ブログの9月最初の記事です。

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さて、SimutransのPak128で遊んでいる方の中にはすでに気が付いている人が多いと思いますのが、ダブルハイト(俗にいう緩急坂)対応に併せてPak128の鉄道において線路と車両の描画位置が変わりました。

そのため…

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こんな感じで列車が片輪走行しているような感じになってしまっています。

この片輪走行が気になるい人も少なくないと思います。

これは新しい描画位置の線路に旧来の描画位置で作られたアドオンを導入してしまったからです。

 

具体的に描画位置は下方向に4ドット下がっています。

そこで車両を4ドット下げてみましょう。

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今度はいい具合に車両が乗っかっていますね。

ただし、その代償としてパンタグラフがギリギリ架線に接触していませんが…

 

二つの車両を連結するとその描画位置は明らかです。

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描画位置に対する対策として、以下のような方法があります。

①車両を4ドット下げて車両を線路に合わせる。

②線路を4ドット上げて線路を車両に合わせる。

いずれにせよ描画位置を変えるという操作が必要となり、外部ツールなどで改造するなどの対応が必要となります。

 

 なお、アドオンの描画位置の修正はアドオンの改造という形になります。改造は自己責任で行うことを忘れないでください。

Simutransの旅客の乗り換えについて その2

pm1965.hatenadiary.jp↑の続きです

その1ではどの駅で乗り換えて目的地まで向かうかを解説しました。

後半であるその2では何に乗るのか?を説明していきます。

といっても簡単で次に乗り換えまたは目的地となる駅に止まる乗り物のうち「一番最初に駅に到着していた乗り物」に乗ります。

再度この図で説明します。

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例えば先ほどの記事の例3の朝霧から摂津富田まで向かう旅客がいたとします。

ルートコストが最小となる乗り換え経路は明石と高槻での乗り換えです。

ということで朝霧から明石に向かって明石駅に到着したとします。

この旅客が明石駅に着いたときに運よく新快速が来て、満員でなければ新快速に乗れます。

しかしながら快速が新快速よりも先に来た場合には快速に乗りますし、普通が来れば普通に乗ります。

さらに明石駅で普通が新快速の通過待ちをするために待機時間を設定していた場合には先に普通が到着するので普通に乗ってしまいます。

これの何が問題といいますと、緩急接続を行う駅では必ず待つ側に乗客が集中して、先に発車するはずの電車に全然乗ってくれなくなります。

その結果、普通ばかりに混雑が集中して上位種別に全然人が乗らず、かつての朝ラッシュの営団東西線のようになってしまいます。

これをうまく緩和するには緩急接続をやめてただの退避にする、普通を系統分断する、快速の停車駅を見直して、乗り換える駅を変えるなどなどいろいろあります。

 

 

ちなみにこの先に来た乗り物に乗るというルールですが、1つだけ例外があります。

それは環状線を回ってもう一度同じ駅に停車してから別の方向に向かう場合です。

例えば現実世界の大阪環状線天王寺駅ですが、大和路快速大阪環状線を周回してもう一度天王寺駅に戻ってきてから奈良方面へ向かいます。

この場合、最初に環状線を回る時には奈良方面の客は乗らず、次の寺田町から奈良方面の客が乗り始めて、天王寺駅で待っている奈良方面の客は環状線を回りきった電車に乗ってきます。

 

まとめ

Simutransの旅客は

①ルートコストによって乗り換える駅が決定される。

②実際に乗るのは次に乗り換える駅に止まる乗り物のうち、最初に到着した(してた)乗り物

③もう一度同じ駅に止まるときはその先の駅まで行く乗客は乗らない

大雑把にこの3点です

 

この続き的な話を2年ぶりくらいに書いてみました。

長くなりますが、興味があればどうぞ

pm1965.hatenadiary.jp

Simutransの旅客の乗り換えについて その1

たびたびいろんなところでSimutransの乗り換えについての疑問がみられるようなので、一度ここで触れてみたいと思います。

 

まずは旅客が発生するところまでを解説していきたいと思います。

旅客が発生すると出発地から最寄りの駅(※ここでいう駅はバス停や港などを総称することとします)から目的地まで、どの駅で乗り換えて向かうか決まります。

例えば京都駅から西明石駅まで向かうときに新幹線を使うか、在来線を使うか、高速バスに乗るかなどは出発時にある一定のルールに基づいて決まります。

そのルールはいたってシンプルです。

↓のリンク先に解説があります(いつもの丸投げ)

www58.atwiki.jp

要約すると途中停車駅があると1を加え、乗り換えるなら9を加えて目的地までのルートでもっともその数字(以降ルートコストと呼びます)が少ない経路でいける乗り換え駅で乗り換えて向かうということです(数が同じになるときは乗り換えが少ないルートになります)。

 

 

それを踏まえてこの図をご覧ください。

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これはJR京都線神戸線をイメージした路線の各種別の停車駅です。(※●が停車駅で無印の駅は通過します)

この路線図のとおりにSimutransで列車を運行していた場合に、どのように乗り換えていくかを説明していきます。(※あくまでもどの駅で乗り換えるかというだけの説明です)

例1)芦屋から京都まで行く場合

これは最もシンプルです。新快速で芦屋から京都まで5駅、快速で13駅、普通で22駅となります。さっきのルールに則ると新快速に乗り続けた場合が最もルートコストが少なくなるので芦屋から乗り換えなしで京都まで向かいます。

例2)高槻から兵庫まで行く場合

この場合で新快速に乗ると神戸で快速か普通に乗り換えです。その時のルートコストは6+9+1=16となります。対して快速に乗り続けるとルートコストは11で、普通に乗り続けた場合には24となります。よってルートコストが最小になるのは神戸で乗り換えるのではなく高槻から乗り換えなしで兵庫に向かうことになります。

例3)朝霧から摂津富田の場合

この場合、舞子から茨城まで快速に乗って、朝霧~舞子と茨城~摂津富田は普通を使うルートを常人なら思い浮かべるでしょう。この場合のルートコストは1+9+13+9+1=33で普通に乗った場合には31で普通に乗ったほうが快速に乗り換えるよりもルートコストは少なくなりますが、明石まで戻って新快速で高槻まで乗って高槻から摂津富田に行くというルートもあります(※この世界の住人は良心的なのでちゃんと運賃を払います)。この場合のルートコストは1+9+7+9+1で27と最小になります。よって朝霧から摂津富田まで乗る場合には明石と高槻で乗り換えて向かうルートが選ばれます。

 

このようにSimutransの旅客の流動が決まっていきます。

じゃあ実際にどの種別に乗るのかって?

それは次回にでも説明します

次の記事

pm1965.hatenadiary.jp

 

しむとらの産業をデコる

今日もやることをさぼってブログ更新です。

タイトルの通りシムトラの産業をデコレーションしてみようというお話し。

まずこいつを見てくれ。こいつをどう思う?

 

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すごく…産業です…

かどうかはともかく、なんとなくこれぞシムトラという感じがするのですが、見た目はちょっと残念かもしれません(これでいいのだというならこれでいいのだ)

 

というわけで産業をあの手この手でデコレーションしてみましょうということで。

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いろいろデコレーションしてみた製鉄所の例です。一部のアドオンはGermanからも拝借しました。

増産用の火力発電所なんかも違和感なく溶け込んでいる感じがします。そして、デコレーションするもう一つのメリットが。

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なんと製鉄所の中に鉄鉱石鉱山が!

原料輸送が少し面倒くさいと思ってもこれなら少しさぼっても見た目は悪くならないと思います。

だいたい敷地を木で囲って場内を走る道路を配置して、適当に産業を置けばそれっぽくなります。あとは空いたスペースに倉庫とかタンクとかを埋めていくイメージで。

 

 

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ちなみに同じマップにある製油所がメインの石油コンビナート的な何か。

石油発電所と油田を併設しているハイブリッド仕様で安定した供給を行っています。

 

あまり深く考えすぎないでそれらしい建物をずらずら並べるだけでも少し違って見えますので

Simutransの時間の長さ

どうもです。

いろいろやらなければならないことをサボってこっちの更新をしていきます。

今回はSimutransの時間の長さについての解説です。

そんなもの綴って何の参考になるのよ?と疑問を抱く方もいるかもしれませんが、NetSimutransで年代設定をONにする場合や動画などで夜間は暗くする場合などに役に立ちます。

実際に自分はこの結果を応用して年代設定ONのNetSimutransを開催したことがあります。

 

Simutransの時間は1ヶ月を基本の単位としています。

例えば待機時間の設定をする方も少なくないでしょうけれども、アレは1ヶ月を2^(α)等分した時間での設定しかできません。

そのほかSimuconfの設定項目である「bits_per_month」(以下BPMと省略します)は一か月の長さをその値が1増えるごとに1ヶ月の長さが2倍になっていきます。

具体的な1ヶ月あたりの時間の算出は以下の通りです。

1ヶ月の所要時間=2^(BPMの値)÷1000[秒](詳しい人に教えてもらいました)

この計算式に当てはめて計算したのが以下の通りとなります。

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なおBPMの上限は24で、6未満の数字は1か月の長さがとても短くなるので省略しています。

また、「夜間は暗くする」場合の1昼夜は同じくSimuconfまたは高度な設定で変更可能な「show_month」の値によって条件が変わります。

具体的には0または1の場合、1日の長さ=1ヵ月となりますが、2以上の場合には1ヵ月をその月に応じた日数で割ることになりますのでだいたい1/30くらいになります。

NetSimutransに参加してみたときの話(もう2年半くらい前だけど)

今回はずいぶんと昔の話をします。

およそ2年半前(2013/11~2014/03)に行われた桜鯖第3?期の参加についてです。

自分自身初めてのネットワーク対戦だったことから主催者含めて周りの方々には迷惑をかけっぱなしだったかもです。

そして、この鯖の経験が後々に自分主催のNSに大きく影響することとなりますが、それはまた別の話…

個性豊かな面々に囲まれて初参加の田舎モン丸出しのような感じでほかのプレイヤーの見様見真似で何とか調子を掴むような感じでした。

どこでどんな人がどんなことをやっているかを眺めて、自分なりにアレンジしたりな感じです。(今思えばよくできたなぁと)

ほかの会社より若干出遅れ気味での参加だったので最初の場所取りに難儀しました。

結局、最初に確保した都市を中心に幹線2系統な名鉄playを基本として、都市開発や沿線の観光地整備がメインな感じです。

最初は船舶航路に始まり、高速道路建設や造山なんかが流行ったのでなんとなくそれに乗っかっていきました。

とりあえず一通りの鉄道を敷いたところでやることも限られてきたので、与えられたところでできる限りのことをしつつ面白いことに乗っかっていく感じという方針が固まりました。(そうするしかなかったのもありますが)

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最初の景観開発地区である股御前崎と根田内の水郷地帯のような何か。景観的には近鉄名古屋線のようなものを目指したかったけどなんか別のものになってしまった!

ちなみによくよく見てみるとこのころからちゃんとセイコーマートを配置しています。

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そして沿線の行楽開発ということで「住める博物館」というコンセプト(という設定)の根田内太正村です。元ネタまんまですね。

園内には馬車鉄道や昔の蒸気機関車駅馬車が走っています。そして安定のセイコーマートが。

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そして湖沿岸という立地を見つけたのと、箱積みで産業をデコることができると知ったので、当時末期状態として話題となっていたピエ●なショッピングモールを建設。

そして湖の真ん中に高速道路を作ったらやっぱりSAを作らないとということで湖ほたるんSAという名のSAを建設。

どちらも時代を感じますね!

 

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造山ブームが来たのでとってつけたようなループ線を建設して山の中には村を、麓には動物園のようなものを建設しました。やっぱりセイコーマートがあります。

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そして弊社の拠点都市だった神戸の街並みです。シカゴをイメージした都市で高架鉄道が特徴的です。一度やってみたかっただけなのはここだけの話。

画像中央上寄りにはワシントンモニュメントをイメージした公園があるけどあまりそれっぽくないのはここだけの話。

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開始直後に周りの会社が高速道路を作って遊んでいたので便乗してあえて取り回しの複雑なジャンクションを作って遊んでいました。

右に見えるお城は開始時にあったものをデコって遊んだものです。

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これまたわかる人には好評だった名鉄600V地区をイメージしたインターアーバンのようなもの。

このへんのSSは一部NSwikiのトップ画像に掲載してもらっています。

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そして恒例の本社ビル(中央上のほう)です。豆腐にならないように高層階を細くしてツインタワーにしています。こうすると豆腐になりにくくなります。

ターミナル駅には港を併設しているほか、高架鉄道も乗り入れて市内からの利便性を高めています。

 

思い返してみると、自分のゆるぎないプレイスタイルってこのころからしっかりと確立されていたんですね。

もう2年半も前の話でした。

第4.75回に見るSimutransターミナル駅の折り返し

相変らずそれほど視聴数が伸びてるわけでもなく、コメントが付くわけでもない自分の開発記動画です。

www.nicovideo.jp

この動画は見ての通り、近鉄をモデルにした「宇佐鉄道」という私鉄のターミナル駅である枕崎駅の定点観測です。

時代的に奈良線大阪線で複線を共用してた頃の上本町ターミナルな感じです。

大阪線的ポジションの宇佐線と奈良線的ポジションの貝塚線の電車がそれぞれひっきりなしに出入りししています。

宇佐線

  • 特急(近鉄特有の特急車なのですぐにわかる)
  • 急行(赤いけどパンタの位置ですぐにわかる)
  • 普通(紅白塗装のみで組成されているのですぐわかる)

貝塚線

  • 急行(紅白塗装が混ざっているだけなのですぐにわかる)
  • 普通(赤いけどパンタの位置ですぐにわかる)

すべての種別が1:1:1:1:1の比率でおよそ23本/月の密度で運行しています。

ゆえにこの駅はおよそ115本/月の電車が出入りしていることになります。(※BPMは21)

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↑動画収録前の枕崎ターミナルは出発効率が悪くなる形だったのでだいたい入線に5本くらいの列車が待つような状態でした。

 

運行間隔調整もままならないので出発効率を改善したのが動画で登場した状態です。 

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↑出発効率を上げたのであっという間に列車が流れてくれました。

 

しかし、動画を見ての通りチューズシグナルの仕様上くねくねして入線する列車が出てくるのでこれはまずいと思ったのでさらに改良しました。 

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↑最新版ではこの状態です。余計な分岐器の撤去と一部列車の到着設定ホームを見直しています。(ついでに駅舎も少し列車が見えやすいようにしました)

動画では2番のりば(手前から2番目)のホームに列車が入ってくることが少なく感じたこともあります。

開始直後に出発する1本と0分20秒頃、1分30秒のあと終了間際に1本入ってくるだけです。(気が付きましたでしょうか?)

動画中56本の電車が出入りしますが、2番のりばだけ極端に少なくなっています。

 

というのも収録時は

1番のりば 宇佐線特急と貝塚線普通

2番のりば 宇佐線急行

3番のりば 宇佐線普通と貝塚線急行

4番のりば チューズで埋まってるときに入線

5番のりば 同上

というホームの割り当てをしていたため、2番のりばに入線できる条件が極端に少ないからです。

 

そこで発着ホームを変更して

1番のりば 宇佐線特急と宇佐線急行

2番のりば 貝塚線急行と貝塚線普通

3番のりば 宇佐線普通

4番のりば チューズで埋まってるときに入線

5番のりば 同上

という風にして、入線する側の線を5番のりば側に移設することも相まって入線をスムーズにできるように(なった気分になれるように)変更しました。

 

意外とホームの設定を少し弄るだけでも発着効率に影響が出てきそうです。(気が向いたら比較動画を作るかもです)